Diary


04年11月02日(火) ネタメール受信中

 邦人拉致事件、大方の予想通り残念な結末になったわけですが…

 その話を30日、ケンZZともしたわけですが…

 『ニュージーランドからイラクまで徒歩で行った』

 とケンZZはオミえもんに言ってました。

 ………。

 それが本当だとしたら、彼の力で何かがよい方向に進んでたかもしれないねぇ…

 海を徒歩で渡ったような男だったらな。










 ちょりーっス!

 今朝はピカリンがお茶飲むときちゃんと教えておきましたよ。

 これは緑茶じゃなくて『制服先輩茶だ!!』って。

 玄米茶は『シスター服先輩茶』って名前ですから間違えないように。

 なんて思ってたら実は逆だったのは秘密。

 (10月29日の日記『スペルゲン反射鏡(笑)』参照)



 さーて、俺は発表の準備しなきゃいけないねぇ〜、どうしよう〜。

 ああ、でも、なんかねぇ、ザッキーの研究が熱くなってきたよ。

 俺の研究はダメダメでも、ザッキーの研究が熱くなることによって、

 それを統合する俺は助けられる…

 てぇか俺とザッキーがやってることアベコベな気がする。(´Д`;

 俺がザッキーの使命をやってて、ザッキーが『新しい何か』を求めている。

 …あ、あれ? なんかおかしいよぅ。

 でも、ザッキーの化合物は比較的簡単に合成できるからな…

 頑張って欲しい。



 NMRを測定したら、昼飯。

 つーかNMRの結果も『正体不明』になった…

 天中殺だよ、俺は一体どうやってこのブツの正体を掴めばいいのよ!?

 器具が足りない、錯体の研究や、化学の研究に欠かせないものが

 ウチの大学にはないのだ…

 かと言って他の大学に依頼するフットワークもねぇな、クソぅ。

 来年はMASSとX線解析を入れて欲しいなぁ… もはや俺には関係ないが。



 昼飯後、データをまとめて方針決定。

 発表の方針が決まってしまえば後は早いんですよ。

 でも興がのらないことはピンチになるまで作業しないのが俺なので…

 水性ペンで書いたために消えかけてしまった、

 『制服先輩茶』『シスター服先輩茶』の絵を油性ペンで書き直す。

 うむ、これでそうそう消えまい。



 ………。



 いいのか!? こんなことやってていいのか俺は!?

 ああ… しかしピンチスイッチが入らない。

 てぇかこの発表に意味を感じない…

 俺最近ホントに他人のことばっかりだな…

 自分ができないからってさ… よくないなコレは。

 良し、来週はアレやってみるか!

 これまで苦労して作った錯体を使って、アレを!!

 そもそも、最初に選んだモノが悪かったんだよ。

 これから最後の発表会までにどれほどのデータが取れるかわからんが、

 やってみる価値はあるだろう。



 昼飯後のまったりタイム…

 クッシーの嘆き。



 クッシー「タカシさん… 蒸留シクロヘキサンのビンが、

      全部100mlくらいずつになってるんですが…

      使い切ってから次のビン使えよみんな!!!」

 俺「あー、んー、じゃぁ、全部1つのビンにまとめてしまえ。」

 クッシー「来年の院生3人組み、タカシさんの負属性しか受け継いでないじゃないですか…

      『うっかり』『日記』『どっかり』…

      俺は来年が不安で不安で仕方ないですよ。」

 俺「えー、日記も負なの〜?」

 クッシー「いやー、まぁ、俺敵には『うっかり』『どっかり』が負ですねー。」

 俺「よかったなぁマッツ、お前だけ負じゃないって。」

 クッシー「俺が来年のために何か残せるものはナイッスかね…」



 その気持ちだけで十分だ、と思うのだが…

 後輩が来れば、そのときから急にひきしまる部分もあるのだから。

 俺の場合あまり関係ないけどね。

 いつも人のことかまってばかり…(´Д`;

 そう、1番よりナンバー2の男!!

 あら不思議、シエル先輩と同じだわ♪

 1番になれない人の言い訳じゃねーのそれ?って思うが

 シエル先輩に対してそんな失礼なことは言いたくないので伏せておこう。



 俺「来年のヤツらにさー、アイツらのクセを教え込んで、

   どうサポートしてやればいいかって言うのを伝えたらどうかね?」

 クッシー「クセ、ですか…」

 俺「そう、例えば『ピカリンは器具を収集するクセがある』とか…」

 クッシー「なるほど…」

 俺「つまり、『欲しい器具があったらピカリンのところを探せ』という教えに繋がる。」



 それを聞いて、研究室の扉に張ってある標語を張り替える。

 蒸留溶媒のことと… もう1つ… ピカリンの器具収集について。



 クッシー筆『欲しい



 ………。

 『具』という言葉を見た瞬間『カレー』を思い浮かべたのは言うまでもない。

 『欲しい器具』を『欲しい具』と書き間違えただけな。







 オヤツどき…

 ザッキーがお茶を淹れていた。

 なんか薄いとか、苦いとか、不満があるらしい。



 俺「お茶の淹れ方ってのは難しいよ、HPとかで調べてきちんと覚えなきゃ。」

 ザッキー「そうですねー。茶道部の人とかいるといいんですけどね。」



 キュピーーーン!!!!

 このネタは逃せません!!!



 俺「あー、いるいるー! 茶道部の人いるよー!

   ホラ、ココ! ココにいるよ!!!」



 お茶筒を指差す俺。

 もちろんそこにはシエル先輩の絵が。

 なんでカレー部じゃないんだろうねぇ、シエル先輩。

 お座敷でカレーってのもいいんじゃないの?





 えーと、ネタメール届きました。

 届きましたのでご覧下さい。





謹啓 唐突のメールにて大変申し訳ございません。

広告代理店の有限会社アクシブの山中と申します。
当社は広告バナーの管理・運用を業務としております。
この度は貴サイトに当社のバナーを掲載して頂きたく思い、
つきまして一度お話しする機会を設けられればと、お願いに参りました。
既存の広告代理店ですと、サイトの雰囲気を恐れもございますが、
当社ではお互いにメリットがある方法を提示させて頂くことが
出来ると自負しております。
また料金面でも、他社様より高額にて買取させて頂きます。
貴サイトの繁栄に貢献できれば幸いです。

謹言 末筆では御座いますが、貴サイトの益々の発展を願っております。

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山中<XXX@XXX>
有限会社アクシブ 千葉県○○市○町○-○○-○
TEL:xxx-xxx-xxxx FAX:xxx-xxx-xxxx






 スッゲェ短いアドレス、会社のくせに『co.jp』じゃないドメイン…

 明らかにおかしいので調べてみた。

 ………。

 アホかー、あのアドレスに返信したら…

 探偵ファイルにメールが行くっつーねん。

 てぇか『恋する探偵』に行くじゃねぇかコレ!!!

 誰だこんなアホなメール送ったヤツは。

 つーか、送信者偽装って簡単にできるのか。

 危うく探偵ファイルでネタにされるところだったよ。

 ならねぇか。(´Д`;